〇〇な人の末路 ~僕たちの選んだ××な選択~ / 0216

月side


何もわからないまっさらな状態で観劇したんだけど、渉の目が見えていないことは始まってすぐにわかったので、そのことを言葉や白杖による「説明」ではなくあくまでも渉の「芝居」でこちらに伝えられていたことはすごく良かったと思います。
せんちゃんはカラシ餃子のシーンが良かった。舞台は客席の反応がダイレクトなので、あのシーンのせんちゃんのテンションはその日の客席の雰囲気で結構変わるかもしれないな〜(言うてジャニ舞台だしリピーターも多いだろうから客席の雰囲気もそこまで日によって変わらないかもしれないけど)と思いました。せんちゃんはそういうタイプかなと思うけど、にかいどうくんは客席の反応がどうであれ同じテンションで芝居するタイプかな…(引っ張られない)って思ったんだけど、そもそもこのシーンて海にもありますかね?w もうストーリー分岐してからだったような。(既に記憶が曖昧w) でも陽左志が半年以内に人前で号泣しなきゃ幸せになれないのは恐らく月海共通だろうなと思うので(陽左志の告白と謝罪は必要だと思うので)、ということはカラシ餃子も海でもやりそう?
ストーリー分岐はもっと最後の方なのかなって勝手に思ってたんだけど、開始50分くらいで分岐したので「え?もう?」って。こりゃ月海両方に出てるキャストさんは大変だわ…
笑原兄弟の周りの人物を演じている方々は、きっと舞台経験も豊富なんだろうな〜って、何も確認せずともそのお芝居と発声から伝わってきた。そう、発声な。横千の発声と全然違うんだもん。これに関しては横千はもっと頑張れ…って思いました。因みにわたしは轟さんが好きですw(浮気はダメだけど)
どうしたって月を観ながらまだ見ぬ海のことも並行して考えてしまうので、非常に脳が疲れたw 近所に空き巣が入ったのは海で回収される伏線なのか、ただラーメン屋の親父さんが空き巣顔だというちょっとした笑いのためだけのものなのかが気になってる。ユーチューバーは笑原母が助けた子どもでしょっていうのは速攻わかったので、敏幸の手術費用をこのユーチューバーが出してくれるのかな?って思ってたんだけど「敏幸の手術費用は土地を売って賄う→ユーチューバーの恩返しで土地を買い戻す」という回りくどさだった。でも「自分たちの選択」に重きを置くべきなので(そういう趣旨の舞台だから)、この回り道は必要な回り道だったのかな〜。あと気になるのは海では敏幸とミヅキが結ばれるのかな?というあたりですかね。パンフ買ったので帰りの新幹線で読んだんだけど、ここまできたら海もまっさらな状態で臨みたいなーと思ったので(まぁ先に月を観たんだけど)、パンフもまだ横千の部分にしか目を通してない。
「日常」を描いたストプレで、派手さもないし、内容もまぁまぁ重めではあるんだけど、その日常の中に散りばめられたおかしみが絶妙な匙加減で、そのおかしみがあるからより一層悲しみや後悔の感情も際立つ、そんな舞台だったなーと思います。そう何回も観たいような舞台じゃないので(わたしは)、とりあえずこれぐらいのチケの当たり具合で結果的にちょうど良かったな、というかんじ。月海両方観たいとは思ってたので、月のチケを譲ってくれたさゆさんには超感謝♡(しかもあんな暴力的な近さの席を…….)(千賀さんのマット肌は今日も美しかったです)