コントが始まる

めちゃくちゃいいドラマだな……
3話は、それぞれの頑張り、それぞれの家族、それぞれのきょうだい、それぞれの愛。ってかんじだったなぁ。毎回巧いなほんと…巧いししっかり計算されてるしとても丁寧に作られた、いいドラマですよ。
水のマルチで転落して引きこもりになった兄に「たまには湯船に浸かったら?親父と母さんだけじゃ、お湯勿体無いから」ってドア越しに言って、湯船に浸かって髭も剃って外に出た兄が弟に電話して「どんなに俺を説得しても無駄だ」ってコントで使われた台詞を引用して弟の背中を夢に向かって押す、っていう、この皮肉と笑いと救いの混在、すごくないですか。
瞬太の「ドアをノックし続けることが大事なの」「着信履歴はね、心配してるよっていうメッセージなんだよ」っていう台詞、なんて「現代」のコミュニケーションなんだ…って超刺さったんだけど、これ多分次話の伏線なんだなって予告見てなんとなく察して一層震えましたわ。ほんと巧いな。