日記。



樽から注いでくれるボジョレー。


ayaさんとグラニースミス行ってきた!キスマイ大阪(ドームじゃなくてアリーナの方ね)で迷惑かけまくってしまったお詫びをやっと直接伝えられた… いやほんと年越す前にちゃんとしとかなきゃと思って。1月の話やぞっていう\(^o^)/
イートイン超久々だったけど、あたたかいアップルパイにつめたいアイスクリーム添えてくれるのやはり最高だな♡


読了まとめ。

《烏百花 白百合の章》
八咫烏シリーズ外伝2冊目。
→《かれのおとない》
雪哉と、茂丸の妹(みよし)の話。めちゃよかったんだけど、けど、雪哉はみよしのことが好きだったということなのだろうか…章のむすびの和歌ってそういうことですよね???という混乱が。雪哉って心から好きな女には自分の本当の気持ちを伝えない(あらゆることを先回りして考え、あらゆる打算の結果、それが相手にとっていちばんいいと結論づけて相手の幸せを思って自分の恋愛感情に蓋をして終わる)タイプなんだろうなってわたしは勝手に思ってるんだけど、それにめちゃくちゃ合致してるケースなんですよねこれ。でも茂さんの妹っていうところが話をややこしくしているというか、単純な恋愛話として片付けていいものかどうかというひっかかりにはなる。雪哉が茂さんを大好きだったのは疑いようがないし、茂さんが死んでしまったことも動かしようがないし、その茂さんの家族への思いが強くなるのはそれはそうだろうよってかんじだからさぁ。
→《ふゆのことら》
北領にいた頃の雪哉と市柳の話。雪哉の露悪的なところ、嫌いじゃないよ。
→《ちはやのだんまり》
結に彼氏が出来た話。明留はいい子だな〜、なんか安心するわw(雪哉の話を読んだ後だから余計にそう思うのかもしれない)(でも勁草院で雪哉たちと出会わなかったら今の明留はなかったかもなと思うので、出会いは奇跡だし友は宝ですな…)
→《あきのあやぎぬ》
西家時期当主、顕彦と妻たちの話。こういう愛の形があっても全然いいと思う。顕彦といい明留といい、西家の男子たちは心根が優しいね。
→《おにびさく》
鬼火灯籠職人の話。
→《なつのゆうばえ》
若き日の大紫の御前の話。(だと思ってましたよ、ええ)
→《はるのとこやみ》
うーわーーーー。この母にしてこの娘ですよ… 外伝の中でも特に本編との関わりが強い一作だと思うので必読と言えそう。
→《きんかんをにる》
え…… 遅効性の毒、雪さん使ってましたよね…このお話より15年くらい後の《楽園の烏》で………(言葉が続かない)

《二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ》
キネマトグラフィカの続編出てた。やーーー、よかった。よかったんですよ… 前作のラストになんとなく納得いってなかった部分も今作でやや救われた感あったので、そういう点でもよかった。

《あなたの不幸は蜜の味 イヤミス傑作選》
こないだ読んだハートフルミステリーの対になってるアンソロジー。やはりイヤミスの方が断然わたし好みだな…(読む前からそんな気はしてた)

《わたしたちは銀のフォークと薬を手にして》
めちゃくちゃよかったんですけど……
そういえばわたしって恋愛小説あんまり読まないな…あんまり、というか、ほぼ読まないような気がする… っていうことを今更意識して「ええええええ……」という気持ちと「(なんか納得)」という気持ちに。いやまあどんな小説でも(人が死にまくる特殊設定ミステリでも)人と人が関わる以上そこに恋愛(的な)要素って多かれ少なかれ描かれてはいたりするけど、ここまで恋愛純度の高い小説ってほとんど読むことなかったので、なんか新鮮だった。いやー、ほんとめちゃくちゃよかったんですよね。正直、ナラタージュがそこまで刺さらなかったので島本理生なんとなく敬遠してたんですけど。(ごめんなさい) でもこの小説が刺さったのも今の自分の年齢で読むからかもなぁという気もしている。かなり重いことを描いているんだけど(ネタバレしたくないので詳しくは伏せる)、お涙頂戴的な展開では全くない(とわたしは思った)ところも良いし、当事者たちは悲観し過ぎるでもなくだけど相手を傷つけたくないが故の臆病さを抱えながら丁寧に真摯に向き合っていて、そこがすっごく良かったんですよね。

《追憶の烏》
うん。《楽園の烏》で「どこ行った?」って思ってたキャラ大体死んでた\(^o^)/ 奈月彦も明留も藤波も大紫の御前(長束の母)も、みーんな死んでたね\(^o^)/ これはなかなかの絶望展開\(^o^)/ なるほど倒叙的な刊行順、巧いなー。敢えて伏せた部分が絶妙なんよ。
夜桜を見せてあげたいと思った雪さんの紫苑の宮への愛情は本物だったと思うだけに(きんかんの話で「こんな幼い頃から毒を…?!」って疑ってすまんかった)、この先がまじでまじでまじで絶望展開すぎる。絶望だけどおもしろすぎてページを捲る手が止まらず一気読みでしたわ。おもしろい。このおもしろさは1巻からコツコツ積み上げてきたが故だと思うとそこもほんと巧い。1巻の伏線をシリーズ10冊目で回収してくるのもヤバすぎでしょ。
雪哉は最初から山内がいちばん大切で、そのいちばん大切なものを守るために奈月彦を守る、というスタンスだったので「この決裂もやむなし…」って思わされるわけですけど(つらい)、その点を差し引いても道理は南家東家側にあるのでは?と思うけどなぁ。浜木綿サイドの気持ちはめちゃくちゃわかるけど、実際に奈月彦弑逆の黒幕は大紫の御前だったわけで(融の囁きかけがあった可能性もあるけど証拠も証言もない以上は推測の域を出ない)、そこの決着はついてるんだし、凪彦は結果的に金烏になっただけですし。その「結果的」を目論んでいたのであろうよと言われればそれはそうだけど、あちらはいつかくるこの日のために着々と準備を進めていただけで手を下してはいないのであって。奈月彦の件だけじゃなく、雪哉改め雪斎の治世(楽園の烏で描かれてるような)に対して不満があっての反乱なら、まぁ、まだわからんでもないかなー。だから、今の時点で(雪斎がまだそこまでやりたい放題やってない時点で)現政権に反旗を翻すっていうのはただの私怨ってかんじで「なんか、ちゃうな…」とわたしは思うわけです。いや、ほんと気持ちはわかるけどね?!そして最終的にはそういうお話(雪斎の治世へのクーデター)になっていくのでしょう。実際《楽園の烏》はそういうお話(の、導入)だったと思うし。
それにしても最初から最後まで奈月彦の存在感が希薄だったな。なんかふわふわした存在というか。読者としては、なんとなく「真の金烏」が大活躍する物語を期待してしまうじゃないですか。別に全然そんなことねー話なんだなっていうのは早々に気づいてはいたものの、それにしてもすごいアッサリ死んじゃったな…ってかんじ。あっけない、というか。まぁ死ってそういうものなのかもしれないですけど。
で、霞って早蕨なんですかね?笑窪。発見された遺体は顔面腫れてたという記述もあったし、死んだと思わせておいて別人として生き延びてても不思議はないよなー。


dTV視聴まとめ。

SPY×FAMILY》
20話。
モジャモジャもわりと好き〜。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(11月19日)
《Rebirth Stage》
《Another Future》

ON&ON AIR(11月19日) 藤ヶ谷
いつまで代打なのか知らないんですけど、もしクリスマスシーズンもガヤ続行ならガヤはOnly Holy Story流すに何かしら賭けてもいい。今回はGLAYの誘惑とらいハでした〜。

モエラジ(11月23日)
《Rebirth Stage》
へー、とんでもスキルで異世界放浪メシ、アニメ化するんだ。何冊か電子で買ったな。(菅田さんが読んでたから) にぽぽはスイ推し(・∀・)


最近のわたしの楽しみ、つべで期間限定配信されてるハイキュー傑作選を見ることとTVerで期間限定配信されてる流星の絆を見ることで、どちらも更新を心待ちにしてるんだけど、名作は何年経っても名作だなと噛み締める一方でこうしてどんどん昔を懐かしむばかりの自分になってしまうとしたらそれはそれでやべえなという危惧もあり。バランス感覚と適度な新規インプットを大切にしていきたいですね。