わたしが黙っている時というのは「黙っているという明確な意志を持って黙っている」時と「ただ黙っているだけ(興味がない)(知らない)(どうでもいい)」っていう時があって、まあ最近TLを騒がせていた某にいがたの件とかは前者なんですけど、それについて黙っていた理由は、そもそもわたし某にいがたのこととか全くと言っていいほど知らないし興味もないし、ただ、今回告発に踏み切った彼女が言っていることが全て「真実」だとしたらそれは恐ろしいことだし悲しいことだなって思うけど、片方の言い分だけをまるっと信じていいのか?というそもそもの疑問もあって、そこを補えるような某にいがた及び彼女に対する知識や愛情(これは歪んだ補正になる要素でもあると思うけどファンの感情や判断を左右するこの歪みはあって然るべきだと思っているのでここでは問題視しない)も当然わたしは一切持ち合わせていない完全なる「部外者」なので、声高に意見したり批判したりしてる人たちのことを「そんなに某にいがたに興味があったのか…」とか「パワーがあるな…」とか、なんかそんな気持ちで眺めていました。いやまあ確かに「事件」そのものの「真実」は別として、警察沙汰になってることは事実なんだしそれなのに一連のことへの運営の対応はどう考えても問題あるなっていうのはアホなわたしでもわかるし、そこはいいんだけど、告発した彼女自身の人間性であるとかメンバーの関与疑惑とか、ぶっちゃけわたしにとっては「よく知らない」上に「不確定」な要素が多すぎるから、うーーーーーん、ってかんじなんですよね。SNSが普及したことの光と闇というのは様々な局面で感じるけれど、この某にいがたの件に関しては闇の側面が顕著というか「ただ叩きたいだけ」「ただ炎上に乗っかりたいだけ」みたいな層も多そうだな…(中には真剣にアイドル界全体を危惧していたりしっかりと自分の考えを持った上で叩いている人ももちろんいるんだろうけど)っていう、なんかそういう蔓延っている空気みたいなのがしんどいなーって思いましたね。


前置きが長くなった。(前置きだったのかw)


冒頭で述べたとおり、わたしが黙っている時というのは「黙っているという明確な意志を持って黙っている」時と「ただ黙っているだけ(興味がない)(知らない)(どうでもいい)」っていう時があって、すの増員の件も前者なんですけど、それについて黙っていた理由は、そもそもわたしすの担じゃないから部外者だし、何よりも真っ先にすの担の友達の顔が思い浮かんで、お会いしたことないけどついったーで相互のすの担さんのことも思い浮かんで、なんかもうそれだけで胸がきゅううってなって、今わたしに言える言葉なんて何もない…って思ったから黙っていました。わたしはキスマイ担なのでキスマイに置き換えるしかないんだけど、7人のうちの誰かが「いなくなる」よりは、7人に誰かが「増える」ことのほうがわたしにとっては全然マシだな…っていう結論に至ったんだけど、このあたりの感覚ももちろん人それぞれだし、正解とかないからね… それにそもそも「減る」ことと「増える」ことを並列すること自体がナンセンスというか(確かに元々の形ではなくなるという点では一致しているけれど)、どっちか選ばせてあげるからどっちがいい?って提示されてるわけじゃなくて最初から片方しか与えられていないんだから、この比較に何の意味もないんだけどさ。
「アイドル」の進む道は「ファン」である自分の望むままにはいかないんだな(当たり前だけど)っていうことは舞祭組ができた時に嫌というほど思い知らされたけど(あの頃の舞祭組もあの頃の自担の自虐スタイルも心の底から嫌だった)、それでも二階堂担やめずに自分なりの向き合い方で舞祭組と関わってきて、そしたらその数年後にご褒美みたいなボーナスステージもあって、本人たちの変化と自分自身の変化もあって、それで今は舞祭組を全肯定できているかというと決してそんなことはないんだけどw(ここへの感情は相変わらず複雑なんです)、それでもあの頃ほど「無理!!!!!!!」ではなくなったんだな~っていうことを思ったりしていました。でもだからって今すの担に「時間が解決するよ」とか「今は無理でも大丈夫だよ」とか、そんなこと口が裂けても言えないんだけどね。(無理なものは無理だし嫌なものは嫌なんだよ)(ってわたしがすの担だったら間違いなく言ってる)(それに自分と舞祭組との問題はただ時間が解決したとかそんな単純なものでもなくて、もっと、なんか、色んな要素が重なり合っての結果だったと思ってるし)
わたしの周りに増員メンバーの担当の子はいないので、なんかすのとすの担の話ばかりになってしまったけど。そっちはそっちで複雑だろうし、ほんと現時点では「誰得人事…」感が強いけど(もちろん全員が悲観してるとも思ってなくて、この編成を喜んでる人もいるだろうし、そういう人が糾弾されるのも違うと思う)、答えはきっと「ステージ」で「パフォーマンス」で示してくれるんだろうなって、外野ながら静かに動向を見守っていこうと思っています。だから該当担みんなにちゃんと横アリのチケットが行き渡りますように…落選出すなら追加公演出してくれますように……(念)


今回の件に限らず、アイドルという他人の人生に(それも半端なく遠い他人の人生に)、自分の想いとか1ミリも考慮されないんだなって、当たり前だけどそういう現実を突き付けられるようなことが起こると、果てしない絶望感におそわれるけど、それでも愛情やお金や時間というたくさんのリソースをその半端なく遠い他人の人生に注ぐことを選んでいるのは他でもない自分自身なんだよね。嫌ならいつでも、すぐにでもやめられる。それでも「続ける」ことを選択するなら、それも自己責任。そのことを忘れちゃいけない、と、改めてそう思わされたなぁ。