澄んでる君の瞳に写った僕を咎めたい

日記。


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ピンクと黄色のコントラストどぎつい。

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#キスマイANNP

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あまおう食べ比べ。


読了まとめ。

《短篇小説集 源義経の時代》
色んな作家の人の義経時代周辺の文章を集めた本。(多分長編の一部分とか)
読んだことない作家さんの作品ばかりだったけどこれが意外とおもしろくて、まあまあの分厚さなんだけどサクサク読めました。巻頭の天皇家・源氏・平氏系図と年表は結構よく使うw(十二国記の巻頭の地図と同じw)
→《平清盛
これは小説じゃなくて教科書的なやつ。
→《弁慶と九九九事件》
直木賞の人が書いた作品。直木賞受賞した人じゃなくて、直木賞の直木さん。
これはね、なんかロマンチックな話です。割と好きだった。本当に弁慶という人物が実在して、その弁慶と義経の出会いがこのお話みたいだったとしたら、ロマンチックだなって。
→《鬼界ガ島》
男の未練…てかんじのお話。
→《悲劇の風雲児》
タイトル的に義仲かなぁと予想してて、そしたら書き出しが「木曽谷の秋は早い」だったのでやはり義仲かなぁと思って、結果義仲の話だったんですけど、こういう思考がちゃんと自分の中で組み立てられるようになっていることに着実な知識の積み重ねを感じられて嬉しかったです。
女性の書く文章だな~ってかんじで、やわらかくて読みやすい。勇ましく美しい女性(巴)と言われると大体まさみか 綾 瀬 は る か で想像してしまう。
→《二人の義経
これはまた新しい説が出たなぁ。
→《吉野の嵐》
義経都落ちして吉野の山を逃げ回っていた頃の話かなぁと思ったらそうでした。(ここでも学びの成果が)
義経が女たちを連れて逃げたというエピはわたしは割と好きで、ただの女好きならこの話の中でも言われている通りまず生き延びてどこかの土地に身を落ち着けてからそこで新しい女を探せばいいと思うんだけど、自分の周りを囲ってきた女たちを連れて行きたいんだな…しかも全員…というところになんかどうしようもない情を感じるんだよね。好色だけどクズじゃない、みたいな。
→《静御前
「むかしむかしあるところに」的なお話。静が正室とされていたり、色々都合よく設定を変えられているw でもこれはこれでおもしろいです。読みやすかったし。
→《義経の女》
「おんな」ではなく「むすめ」と読みます。(義経の娘の話です)
→《壇の浦残花抄》
語りスタイル。
語り手は玉虫といって、建礼門院の侍女?です。屋島の戦いで例の扇を支えていた女性らしい。(このくだりもなんか雅というか「時代」だなぁ~~~って思うやつなんですよね。現代では考えられん…)
→《舟弁慶/安宅》
弁慶大活躍の2編。

《推し、燃ゆ》
芥川賞にノミネートされる前からなんとなく視界には入っていたもののなんとなく手が伸びなかったやつです。だって絶対救いとかない話でしょ…って、わたしの本能がそう言ってたし、オタクとしてオタクの救いのない話にわざわざ向かっていきたくないんですよね…(でも読んだけど)(芥川賞ですし)
で、まあ、結果救いはなかったんですけど、およそ「推し」という感覚から遠い位置で生きている人たちにとっては興味深い本なのかもしれない。わたしにとっては新鮮でもなんでもないこと、行為、考え方、感覚、それらも、オタクじゃない人からしたら新鮮でびっくりして理解しがたいことの連続なのだろうし。そういう「自分の理解の範疇を超えるもの」を物語を通して知れる、というのも読書の醍醐味のひとつだと思うので。

推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。

この書き出しで始まるんだけど(もう有名ですよね)、何で殴ったのか?本当に「ファンを」「殴った」のか?推しと相手の関係性は?そういった疑問に対する答えは一切なく、結局その真相は最後まで何もわからない、というところにめちゃくちゃリアルを感じたわ。こうだよな… 推しとファンの関係性なんて、所詮こうなんだよな…… という、どうしようもない現実。それを否応無く突きつけられる。(だから手が伸びなかったんだよ…)(でも読んだけど)
個人的な感覚で言えば、胸がヒリヒリする、というよりは、口の中がザラザラするような本だった。(それが悪いというわけではないです)(ただ、好みの問題はあるね。同じようにオタクを描いた話でも、胸ヒリヒリ系の方が多分わたしは好き)


dTV視聴まとめ。

《うちの執事が言うことには》
れんれん……棒だな………………
って思ったけど、なんか説得力のある棒というか惹き込まれる棒だった。顔がいいからというのもあると思うけど。規格外のお金持ちの優雅な生活というのは映像だけで十分に華やかなのでそういう目で見る楽しさみたいなのはある。加えてあの高身長執事ですから、そりゃあもう。

ママレード・ボーイ
何故2018年にこれを映画化しようと思ったのか、その答えは映画を観ればわかります。吉 沢 亮 です。これは 吉 沢 亮 が演じる遊を堪能するための映画なのです。
内容は無理矢理2時間に収めた(厳密に言えば2時間ちょいオーバーしてるけど)かんじなのでダイジェストみたいなスピード感w よって映画としての評価はさぞかしアレだろうけど、とにかく 吉 沢 亮 が遊だった。その一言に尽きる。両親ズのキャスティングも最高だし、佐 藤 大 樹 くんの銀太もいいねー。茗子がまいやんだったら最高だったけどな…(てか茗子パートの扱い雑過ぎだったね…)(ついでに亜梨実の存在感のなさよ)

《呪術廻戦》
17話。
女の戦い編。野薔薇そんなに好きでもないな~(嫌いでもないけど)って今まで思ってたけど「うるせえよ。不幸なら何しても許されんのかよ」には全文同意でしたね。真希先輩めちゃくちゃかっこよかったです。本来術式を持って生まれるはずだった(と思われる)けどそれと引き換えに人間離れした身体能力を持って生まれた、っていう真希先輩のこのパターン、虎杖にも当てはまるのかね?って思ったけど、同じ作品の中に同じパターンが(それも主人公の方が後から発覚)っていうのはちょっとつまんないしナンセンスだからまあないな…ってすぐに思い直したw
しかし日本のアニメーションのクオリティは凄まじいな。と、素人でもわかるわ。大刀を振りかざしながら森から飛び出してきて川にダイブする真希先輩っていうシーンの美しさと迫力たるや。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(2月6日)
Luv Bias》
《My Place》