ベランダで水をやる君の足元に小さな虹

日記。


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本とマグカップ


読了まとめ。

《とりつくしま》
めちゃくちゃよい。
NHKラジオのアンソロジーの中に収録されてたお話がすごく好きだったので、その出典というか大元の短編集を手に取ったという経緯。これがめちゃくちゃよかったんですよ… 死んだ人間が現世の無機物にとりつける(見えるし聞こえるけど、声を出したり動いたりは出来ない)っていうお話で、これだけ聞くとまあそんなに斬新というわけでもないんだけど、なんかこう、心にしみじみとくるものがある。

《六人の嘘つきな大学生》
おおおおもしろかった!一気読み。因みに本屋大賞にノミネートされる前から読もうと思ってた本です。やっと読めたw
序盤から丁寧に伏線張られてるので「あ〜、やっぱそうか(予想通り)」だし、違和感あった部分もちゃんと後半で回収してくれるし、そのあたりの爽快感はある。逆にこれらの仕掛けに気付けなければ「え〜!びっくり!(してやられた)」になるだろうから、それはそれで読書体験として気持ちいいだろうし。二転三転する流れも合わせて、総じて「よく出来てる小説」というかんじ。これ言うと若干ネタバレになるけど、読後感も全然悪くないです。まぁわたしはドロドロのまま終わる展開でもよかったんだけど、そうしないことそれ自体に著者がこの本を通して伝えたかったメッセージがあると思うので、やはりこの終わり方でいいんだと思う。
ところで九賀のインタビューが水天宮前駅付近なのは、これは著者的には敢えて?だよね?

《赤と青とエスキース
乃木ちゃん出てきた!乃木ちゃーん!青山作品ってこういうの多いんだろうな。誰か年表作って欲しい。(相変わらずの他力本願)
胸がぎゅううううってなったのは一章なので、青山さんの描くベタな恋愛小説も読んでみたいかもって思った。三章は去年の本屋大賞を経てのご自身の経験や思いもリンクしてたりするのかな〜と思いました。

《生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座》
別に作家になりたくて読んだわけではないですw ただ、今年は小説とそれ以外を6:4くらいの割合で読む年にしたいなと漠然と思っていて、その一環で手に取った本。というかんじ。
なんかね、勉強になった。「言葉」とか「文章」というものをひたすら捏ねくりまわしてる本です。興味深かったというかおもしろかったのは、正反合の話と、解決(感情、論理、律法(習慣)、諧謔)の話。


dTV視聴まとめ。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険
72話。
友情!努力!勝利!の回。ってかんじだなぁ。ダイvsハドラー最終戦
この時のレオナめちゃくちゃ好きだったのも覚えている。賢く気高く美しい姫。

平家物語
9話。
あれ?前回燃えてたから一ノ谷だったんだと思ったけど、今回だったらしいw 平家サイドからちゃんと時系列把握出来てないのバレバレだなw まだまだ勉強不足。
で、で、で!義経、梶さんか~~~~。っていう。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(3月5日)
《HUG TIME》

モエラジ(3月9日)
《Thank youじゃん!》

キスラジ(3月9日) 北山横尾
《SO BLUE》

ANN(3月7日)
ゲスト ひゅーい君。
ひゅーい君の虹!!!!虹はじめて聴いた時に「音ぎゅいんって上がるこの上がり方がめちゃくちゃひゅーい節…」って思ってたので聴けて嬉しかった。もちろん菅田さんのバーーーンとした歌声の虹も最高なんですよ。最高なんですけども。あと、久々に聴いたピリオド相変わらず良すぎた…ほんま名曲やで…