日記。




本とマグカップ


読了まとめ。

《星屑》
この表紙にこのタイトルにこの帯って、アイドルオタクならきっと誰もが惹かれるであろうやつ!!!!と勢い込んで手に取ったものの、読んでみたら中身は思ってたのとちょっと違ったというか、舞台はたぶん80年代\(^o^)/ いや、これはこれでおもしろいんだけどね。思ってたのと違ったその2は、ヒリつくかんじのお話ではなかったということ。これもこれで悪くはないんだけどね。400ページ超なのでそこそこ分厚い部類に入ると思うんだけど、読みやすいのでスラスラ読めるし読後感もよいです。ただ、なんか腑に落ちないのは(ここから先うっすらネタバレですよ〜)、表紙のような形状のステージに2人が立っているシーンなくね?という。いやまぁ表紙は表紙であって「※表紙はイメージです」という注釈を勝手に脳内でつけろよという話ではあるんだけど、表紙に惹かれた部分が大きかったので(わたしは)、なんか、ちょっとね…… 100歩譲って、未来のティンカーベルの姿が表紙になっている、ということにしておくかぁ。
なんかほんと、可もなく不可もなくな小説だなって印象なんだけど、巻末で新聞連載だったと知ってなんとなく腑に落ちた感はある。80年代、芸能界、博多弁、10代少女のデュオ、出生の秘密、などなど。なんかNHKの朝ドラっぽいよね〜。(と、人生で一度も朝ドラを視聴したことのないわたしが申しております)

《#真相をお話しします》
短編集。どれも「あー、こういう展開になるやつね。ハイハイ」って予想はつくんだけど(読者に気分の良さを味わって貰うために敢えてそういう作りにしてるのかもしれない)、題材がそこそこ「旬」なので(マッチングアプリ精子提供、リモート飲み会など)まだそんなにネタとして手垢がついてないという新鮮さはあるのと、落とし所もいい塩梅で、そのあたりが加点ポイントとして効いてくるかなってかんじです。読みやすかったしおもしろかった。

《花束は毒》
一気読み!おもしろかった〜。
以下ややネタバレですよ。(ネタバレせずに感想書くのむずい)
わたしは結構早い段階から「その可能性」を視野に入れてたので、最後の方は完全に答え合わせになっちゃったんだけど、それでも!おもしろかった!勿論セオリー的なこともあって疑っていたというのもあるけど、わたし自身が似たような性質を持ってるというかまあまあ粘着質なのでその人物への疑いを濃くしていったというのは大いにあると思います。同じバスの路線ていうのはかなり決め手になったかも。
序章では「嵌める」側だったのが、本編では「嵌められる」側、という対比も巧い。そしてどっちにしても第三者なのに首突っ込む主人公…しかも勝手に首突っ込んでおいてモヤったり究極の選択を迫られたりする主人公…

《AIの壁》
タイトルでわかると思うのですが、養老孟司さんの著書です。4つの分野のスペシャリストと養老さんの対談という形式を取っているので、1冊読むだけで多方面から斬り込んでいけるコスパの良さがある。こういった類の本を読む時は出来るだけ偏りをなくしたいと思っているので、対談なのも個人的には良かった。(1つの議題に対して2人分の考え方が生じるので) 哲学のターンだけは読むの時間かかってしまった…


dTV視聴まとめ。

《花束みたいな恋をした》
やたら顔の小さいウエイトレスさんだなと思ったらPORINちゃんだた\(^o^)/ そういえばなおこ映画館行ってたな。(思い出した)
いい映画だったな〜。なんか詩的だったし。でもフィクションには夢を求めるわたしの基本姿勢には反しているというか、4年付き合って同棲もしてて別れるってこういうことですよね…という突き付けはしんどかったかも。そもそもあそこまで美しい別れ方はフィクションだろうと言われればそれまでですけど。(実際そうも思うし)(てかそもそもフィクションですし) そう、タイトルが謳っているとおり「花束みたいな恋をした」映画なんです。「花束みたいな恋」を「した」。
麦くんキャラも趣味も一気に変わりすぎじゃね?と思ったのでそこがやや無理あるような気もしたけど、変わらないものなんてないし変わったことは別に誰かから責められる謂れもないよなと思うので、まあこれはこれで。似てるから好きになったのか?と言われるとそういう部分もあるのかもしれないしそういう2人であることに酔っていた部分もあるのかもしれないけど。だから変わったから趣味合わなくなったから価値観も生活も合わなくなったから別れるというならそうしなはれだし。(そして実際そうなる映画です)(別れた原因はそれだけじゃないと思うけど) 人は変わるし人の気持ちも変わるし人と人との関係性も変わるし、程度の差こそあれ何かしら我慢したり飲み込んだりしながらそれでも一緒に暮らすことを選び続けた結果が夫婦なり家族なりの形なんだと思いますよ。
絹ちゃんはなんかあんまり可愛げがなくてわりとハラハラしたんだけど、顔が架純という時点で大勝利なのであの性格でも男は途切れなそう。実際麦くんは自身のキャラ変後も絹ちゃんに拘ってる感じはしたし、結婚の二文字を持ち出すのも麦くんだったし。
ところで大学生の麦くん髪型のせいかめちゃくちゃ若く見えるので菅田さん17歳ワンチャンないですか… という気持ちに。(櫂まだ諦めてなかったんかい)(そもそも映画化するのかどうかもわからんのに)

SPY×FAMILY》
15話。
前回までは「大きな白い犬」だったのに、今回から「ボンド・フォージャー」になってて、ロイドアーニャヨルに続くクレジットになってるの胸熱すぎるうううううう(;;) フォージャー家(;;) ワンさんよかたねワンさん(;;)

ドラゴンクエスト ダイの大冒険
99話。
ヒムは素直でいいなぁ。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(10月15日)
《想花》
《リボン》

モエラジ(10月19日)
《想花》

キスラジ(10月19日) 北山宮田
《想花》