日記。



本とマグカップ


おっすしー。


読了まとめ。

《自薦 THE どんでん返し 2》
1と2のおもしろさの差がかなりあると思った。1はオススメです。

《音楽が鳴りやんだら》
美しい。
バンドものの長編小説。レコード会社との契約の条件としてメンバーから4人のうちの1人を外す(※4人は幼なじみ)という展開も美しいし(ありがちだけど)、その話を切り出すのが思い出の詰まった夜の公園というのも美しいし(ありがちだけど)、夜の公園の藤棚の上を歩く(月明かりを背負って育った街を一望する!!!!)という画も美しいし、終始こういう調子なんですよ。どのシーンを切り取ってもいちいち絵になるというかドラマチックというか、ありがちだけど美しいんですよね… 彼女の寝顔を見てたら音楽のしっぽを掴みかけたけど起こしたら悪いからバスルームにギターと紙と鉛筆持ち込んで浴槽に腰掛けて作曲する、壁に紙を押し付けて歌詞を書く、なんてもう、そこいらの映画より映画すぎるでしょうが!!!!!こんちくしょうが!!!!! ←なんで怒ってるの?w
上記は長編小説の冒頭も冒頭なので、この先にはまだまだ美しいシーンもあり、残虐も苦悩も暴力も絶望も狂気も盛り沢山ですぜ。美しい描写の数々は読み手の脳内で像を結んでは消え、消えては結び、を繰り返す。
音楽っていうのはそれ自体がひとつの言語みたいなものだなぁと感じることは日常生活の中でも多々あって、絶対音感とか、幼少期から楽器を習ってるとか、そういう人はきっと音楽への理解度も深いだろうし、例えば同じ楽曲を聴いてもわたしが10しか拾えないところを20とか100とか拾うんだろうな〜、みたいな。そんなことを普段から考えてるんですけど、この小説を読んでもやはりそのように思ったのでした。
めちゃ良かったけど、結構長いし、ジャンル的には純文学だと思うので、そういう意味でも読書玄人向けの1冊かな。

《思わず考えちゃう》
ヨシタケシンスケさんが普段描きとめているスケッチとそのスケッチについてのエッセイ(語りおろしという形式だそうです)で構成されている。「ん?左利きだな?」と思いながらヨシタケさんの絵本を読んでいたんだけど、ご本人左利きとこの本の冒頭に書いてあってスッキリした〜。

《欲が出ました》
ヨシタケさんのエッセイ2冊目。《感謝を促す係》とかすごい好きだった。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(2月11日)
《Sometime…》

モエラジ(2月15日)
ゲスト 緒 方 恵 美 さん
イケボすぎて耳が昇天する。
Luv Bias》

キスラジ(2月15日) 藤ヶ谷
《Lemon Pie》