日記。



本とマグカップ


読了まとめ。

《俺ではない炎上》
いちばん大きな仕掛けには気付けてなかったので(というか想定もしてなかった)(こういう仕掛けはどんでん返しの定番のひとつとも言えるのでそこを想定してなかった自分はまずマヌケなのだが…)、ちょっと混乱してしまって確認に戻る作業が必要だった。でもまぁ違和感は各所に丁寧に散りばめられていてそこは拾えていたのでミスリードには引っ掛かってないですけど。ネタバレ違和感→小学生がこんな言葉使うかな?荒廃の度合い違うな?(ここで気付くべきだった) 筆跡でわかるよな?
SNSとか拡散とか炎上とか、そのあたりの生々しさが凄かったので読んでてしんどかったんだけど、なんやかんや一気読みでしたわ。著者からの警鐘みたいなものも感じた。前作もそうだったけど、伏線さすがだな〜。

《女フリーランスバツイチ・子なし 42歳からのシングル移住》
東京から鹿児島への移住ルポ。タイトルと、帯の「死んだ私を見つけてくれるのは誰なのか」から、悲壮感や自虐のスメルを受け取るかもしれないけど、中身はめちゃくちゃポジティブだしおもしろいです。
実は去年くらいからずっと「農業最強説…」って思ってて稲作とか畑とかやりたいなと漠然と思ってるんだけど、それと同時にわたしの中には「雇われ最強説」も根強くあるので、雇われのサラリーを確保しつつの…とか色々ね、考えてはいるんですよね。まあ考えてるだけで具体的なことは何もしてないんですけどw 生きていく上でリスクヘッジも豊かさも楽しさもたいせつだけど、まあ偏り過ぎずに、バランスよくいきたいですね。絶対も永遠もないんだしさ〜。

《花に埋もれる》
短編集。直接的な表現はそんなにないんだけど、物語が纏う空気そのものがなんとも言えず官能的で甘美。《マグノリアの夫》が特に素晴らしかった。《マイ、マイマイ》は他のアンソロジーで読んだことある作品でした。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(6月10日)
《Perfect World》

モエラジ(6月14日)
《想花》
(し〜)あんパンはつぶあん、あんまんはこしあん ←わたしもそうですね