日記。




本とマグカップ


読了まとめ。

《掬えば手には》
瀬尾さんらしい、やさしくてハートフルな長編。読みやすかった〜。

《図書館のお夜食》
おもしろかったし読みやすかった!一気読み。
開館時間が19〜24時までで、亡くなった作家の蔵書が集められている、という図書館で働く人々を描いた小説。「お夜食」とは、実在する小説に出てくるごはんを再現してくれるカフェが図書館内にあり、そこでまかないを食べられるんですよね。そのまかないに因んだタイトルが各章につけられている。とはいえ、ごはんの描写はそこまで凝ってないかなっていう印象。
続編あるかな〜〜。
超絶ネタバレだけど今のわたしの気持ちを代弁してくれるかのようなラスト2文を引用しておきます。

ここがいつまであるかなんて、わからない。
それでも、永遠でないからこそ、こんなに美しいのだと乙葉は思った。

最近キスマイ見てても呪術廻戦見てても思うことよ…

《空想の海》
著者デビュー10周年の短編集。戦争の話(直接的には戦争じゃなくても背景にそれを感じさせるものも含めて)が結構多かった印象。好きだったのは《イースター・エッグに惑う春》で、これ大元の長編とかありそうな雰囲気だけど、ないのか?一応ぐぐったけどようわからん。《この本を盗む者は》の前日譚もあり。

鍵のかかった部屋 5つの密室》
アンソロジー。同じ密室トリックで描かれた5つの作品。面白い縛り。
ノスタルジックで優しい雰囲気の《大叔母のこと》が好きでした。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(7月15日)
《ともに》
《A10TION》

モエラジ(7月19日)
《WANNA BEEEE!!!》