進撃の巨人

完結!!!!
思ったより全然救いあったなー。あの場に居合わせたエルディア人(ライナー母やアニ父含む)がガスで巨人化した時がラスト絶望だったか。でも結局殺し合いにならなかったもんね。常に絶望を絶望で上書きしてくる作品だったのに、最後に優しみ発揮するやん。
歴史は繰り返すし人間が生きている限り争いはなくならない的な閉じ方は真理だと思うし、何ならEDで少年と犬が木のウロに入っていった後でピカッと光るぐらいの絶望は与えてくれてよかったと思うけど、まぁやりすぎもよくないね。示唆はほどほどが粋というものよ。
因みにわたしの好きだったキャラはピークさんです。
結局104期の物語なんよ…というところに落ち着くのもこれはこれでエモではある。104期の中での裏切り→驚きの真相→まさかまさかの大展開→を経てエレンvs104期 っていうね。
何回も言ってるけど情報開示の仕方が天才的な作品だと思っていて、内容全く同じものをただ時系列に語られるだけではここまで多くの人を魅了する作品になっていなかったと思うので、やっぱそこがいちばんすごいよなと個人的には思っている。勿論、巨人の設定だとかそのあたりの肉付けの個性はあるにせよ。それはそれとして、ゼロからこの長大で壮大な物語を創り上げるって本当にすごいこと。いやー、おもしろかった。ありがとうございました。お疲れ様でした。