日記。



本とマグカップ


読了まとめ。

《むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。》
帯びっくりしたんだけど、シリーズ最終巻なん?!まだ3冊目だし、昔話の元ネタ切れってかんじでもないけどな〜。最終巻だからタイトル「めでたしめでたし」なのか。
おもしろかったのは《女か、雀か、虎か》。

十戒
いやー、ネタバレ無しで書くのむずいな。読む予定の人は回れ右推奨。
とりあえず、タイトルから書影から状況(クローズドサークル)から、全部《方舟》そっくりだな…と思ってたんだけどこれらも仕込みだった点は天晴れ。「なんか、こんな女が好きなんだろうな夕木さん…」って最初からずっと思ってたんだけど、こんな女っていうか同じ女やったんかーーーいwwww(そりゃ既視感もあるわ)という。そっか…就職もして普通の顔して生きてらっしゃるんですね…そっか……w 方舟ありきでの評価は高くせざるを得ないけど、単体としてのおもしろさと衝撃度は方舟には及ばずだなというのがわたしの感想です。よって結局方舟なんよ。方舟を読んでくれなんよ。
3冊目はさすがに難しい気がするけど(そういうことが有り得ると思って身構えて読むからそこを裏切るパターンのどんでんはもう使えないし)、割り切ってシリーズ物とするならそれはそれで無しではないような気もする、かなぁ。でもそうすることによって方舟からの十戒のネタバレにはなってしまうから勿体無くはあるね。
方舟の裏テーマはトロッコ問題(のようなもの)だったけど、十戒は「犯罪者は殺されてもいい存在なのか?」を主人公を通して読者に問い掛けてくる物語でもあったと思う。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(11月4日)
《Good-bye,Thank you》

モエラジ(11月8日)
《想花》

キスラジ(11月8日)
《NAKED》