日記。



ボジョレー2023!


充電中。


下校してる小学生の集団が「にじ!にじにじ!!!!」って騒いでるから2時かと思ったら虹だった。


読了まとめ。

《玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ》
2人の歌人による歌集。男子高校生2人の視点で、7月の1週間を描いている。
考察系捗りそうな、余白と示唆満載の1冊なんだけど(歌集だからね、物理的にも余白めっちゃある)、深掘りせずサラッと読みました。7月という生命力に満ち溢れた季節の中で、鬱屈と恋情と欲望と若さ故の潔癖を抱えて過ごす男子高校生の学校生活と家と週末、って、もうそれだけでさぁ… というかんじ。連なってるのでピックするのはなんかちゃうなと思うんだけど、そう思いつつわたしの「刺さった」も紹介させてくれ。

七月、と天使は言った てのひらをピースサインで軽くたたいて

体育館の窓が切り取る青空は外で見るより夏だったこと

電波ひろえないラジオになりきれば午後の授業はきれいなノイズ

消しゴムにきみの名を書く(ミニチュアの墓石のようだ)ぼくの名も書く

ボストンバッグでボストンバッグを殴るそれが僕らのおはようの所作

さてここで何を叫べばマンションのすべての窓がひらくでしょうか

刺さったの多すぎたからここで打ち切る\(^o^)/www この先の展開たまらんので、気になった方は是非読んでみてください。どの首も鮮やかに情景が浮かび上がってくる。はぁ、青春だな……(ウットリ)
舞城王太郎さんの掌編も良かったです。(付録)

《ほろよい読書 おかわり》
→《きのこルクテル》
酒アンソロに下戸のお話があってもいいじゃない。
→《オイスター・ウォーズ》
わたし牡蠣とビールが苦手なことで酒飲みとしての人生の1割くらいは損してる気がする。
→《ホンサイホンベー》
一穂ミチはすごかった。
いい話だな…と思いながら読んでたら最後に1どんでんからの2どんでんからの3どんでんあってさすがすぎる。「いろはにほへとは素晴らしい、あいうえおはつまらない、アルファベットの順番は不思議だ」という森博嗣のエッセイを読んだところだったので、タイミング〜だった。(時々あるやつ)
→《きみはアガベ
めちゃくちゃよかった…
→《タイムスリップ》
これがいちばん美味しそうだった。十刻行きたい!

《宙わたる教室》
新宿の定時制高校の科学部の話。「火のないところでも煙は立つ。煙というのは、一般に個体の微粒子である」という森博嗣のエッセイを読んだところだったので、タイミング〜だった。(アゲイン)
心あたたまるお話だし、実験のシーンも身近な材料や道具を使っていたりと「科学部」らしくて、NHKあたりでドラマ化しそうだなぁ。


ラジオまとめ。

ガヤラジ(11月18日)
イカゲームやってる人 → 横尾藤ヶ谷玉森
わたしの好きなゲーム実況者さんが1回だけ生配信してたからわたしも知ってますよスイカゲーム。ゲームナックでもやってたし。
《HEARTBREAKER》
《想花》

モエラジ(11月22日)
《HEARTBREAKER》