NICE FLIGHT!

3話。
お、おもしろかった… 不本意ながらおもしろかった。(不本意て)
基本的に「あ~、この先きっとこうなるんですよね~。わかる~~~」と安易に予想がつく展開ではあるものの、その描き方がわりと丁寧なところが良い。それに、予想がつく展開というのは別にドラマとして悪いことではないとわたしは思うので。見ててイライラさせられるキャラクターが(今のところ)いないのも良い。管制官なりたての子(玉 城 テ ィ ナ)も、やり方や言い方はともかく言ってることは別に間違ってないな…と思うし、本来の性格やら若さゆえのトゲ(それは自分を守るためのものでもある)でこうなっちゃってるんだろうなと思う。から、多分この子がドラマ序盤に於ける「嫌われ役」を担わされているんだろうけど「こいつキライだわ~」とはあんまりならないんですよね。むしろ、狙いを定めた男性に対してあそこまでガツガツぶつかっていけるところは眩しさすら感じるw(これも若さゆえの部分も大きいと思うけど、わたしは若い頃でもあんなふうには振る舞えなかったな…と思うので、眩しいし羨ましいと思う)(まあこの回で彼女の中の粋さんルートは早くも消滅したんでしょうけど) 嘘をついた行動に対して、その被害者の1人である粋さんが肯定的な見解を示してくれたことでポイント上がった部分もかなり大きいけどね〜。そして彼女以上に粋さんのポイントが爆上がりした決着のつけ方だったですね…(それはそう)
管制官なりたての子(名前覚える気ナシやな…)がグイグイなのに対して、真夢さん(これはツイートでめっちゃ見るから否応なしに覚えたけど読み方をすぐ忘れる)は控え目で、そこの対比もベタ中のベタだけど良い。真夢さん髪型も地味にボサボサ気味なの、キャラ設定が徹底されてて良いと思います。ボサボサ過ぎない適度なボサボサ感が、すごく「ちょうどいい」。夜空を見ながら粋と電話してる時、同じ飛行機(多分)を見てて、そのことに真夢さんは(多分)気付いてたんだけど、そのことを口に出さない(出せない)ところが真夢さんなんやな…と。それは彼女の背負うトラウマ的なもののせいでもあり、美点でもあるとわたしは思うけど、この先、欲しいものは「欲しい」と口に出さなきゃいけないタイミングがきっと来ると思うので、ベタだけどそういう展開をこのドラマには期待するし、その描き方も丁寧なものであってほしいなぁと思います。
あと、今週の粋くんも瑞季さんが最高に好きそうな粋くんだな…と思いました。肉じゃがて。