鎌倉殿の13人

33話。
「善児最強説」で書き始めようと思ってたら、まさかの展開すぎた〜〜〜。そうか……
殺しの連鎖だなぁ。善児、いい死に方はできないだろうなという覚悟を持ってああいうことを生業としていたとは思うんだけど(そもそも「いい死に方」ってどんな死に方だよという話ではある)、仕事でヘマして手負いの状態で山中に座り込んでいるところを弟子にとどめをさされるとは。トウからしたら今までチャンスはいくらでもあったんだろうなと思うんだけど、死に際に「自分のことをお師匠と呼んでくれていた弟子は実はずっと自分のことを恨んでいた」という絶望的な事実を突き付けて殺してやりたかったのかもしれんね… まぁそれで善児が絶望を感じるかどうかはまた別の話だけどさ。でも善児だけが悪というわけではなくて、善児に殺しを命令する人間がいるわけだし、それにああいう暗殺っぽいことしてなくてもなんやかんやといちゃもんつけておおっぴらに戦だ何だってしても人を殺していることには違いないわけで(北条が比企を滅ぼしたのだってそう)、なんだかなーって気持ちにもなる。
そして泰時にかつての義時を見ていたのはわたしだけじゃなかったんだな… いやほんと脚本が巧いのよ。